「寝ないわが子・夜泣き対策にはこれ!」は、本当!?
「寝なくて困っています」
「夜泣きでほんと大変。」
そんな、親御さんからのご相談をよく受けます。
また、
「柔らかいところに寝かせるとよく寝る」
「丸めたら泣き止む」
ということで、
「包んで丸める方法」を取り入れたり、
「体が丸るまるよう」に形作って寝かせたり
そんなお話も聞きます。
最近は、「おひなまき」という、
お母さんのお腹の中の状態と同じように、
布で丸めて生後6ヶ月くらいは過ごさせる。
という方法もあるようです。
でも、一方では
「丸めずに、普通に布団に寝かせた方がいい」
ということをいう人もいます。
実際にどうなのでしょうか?
僕がこれまで、
丸められている赤ちゃんを見させていただいたケースで言えば、
ほんの数例ですが、
赤ちゃんの体にはみんな緊張がありました。
これは、
丸めたことが原因。とは言い切れませんが、
本来、赤ちゃんは動くことが大切。
その動きの中には、
音に驚きピクッ!と体が反応したり、
触られて、ビクッ!と反応したり。
という、いろんな反射活動をしています。
これは、
「反射をしっかり体験し、反射を卒業していく。」
という過程が
脳が発育していくためには、とても大切なことで、
それが十分にできないと、
脳とからだ発達がスムーズに行われにくくなり、
体や情緒の不安定などに繋がるケースもあります。
赤ちゃん時代の反射を経験することは、
今だけでなく、
その子のこれからの成長や、
将来その子の力を発揮できるようになるために、
とても大切なことになります。
おひなまきを勧めるサイト
下記のこちらのサイトでは、夜泣きを止める目的で、「おひなまき」を勧めています。
【新米ママ必見】寝ないわが子・夜泣きに対策にはこれ!【おひなまき】
その内容の中には、
「モロー反射」と言って、
赤ちゃんが発達するために必要な反射活動の1つで、ビックリした時に抱きつくようは動きの反射活動をするのですが、それをさせないことで、
「起きないで寝てくれる」
と書いてありました。
今、寝かせるためだけに、
子供の発育を妨げることを勧めているような内容でした。
もちろん、
丸めることが決して悪いわけではありません。
赤ちゃんの動きを妨げない程度であれば、
丸く抱っこしてげたり、
丸く寝かせてあげる場合もあっていいと思います。
丸くなることで落ち着き、
一時的に状態がよくなる場合もあるかもしれません。
もともと、
緊張がある赤ちゃんは、
置いたらすぐ泣く。すぐ起きるケースが多いです。
そうなると、
親御さんも大変。
一時的には、動きを制限しない程度に丸くしてあげて
寝かせる時間も確保してあげてください。
でも、
その「夜泣き」「すぐ起きる」という状態は、
「緊張があるので緩めて!」
という、必死の声であり、
「スムーズに発育したいよ!」
というサインを出して教えてくれています。
まずは、睡眠を確保してあげながら
同時に赤ちゃんの声に答えてあげるように、
赤ちゃんの緊張を緩めてあげることを行ってあげてください。
これは、病院ではわからないことだと思いますが、
体の緊張を緩めることで、
脳の発育を促すことになり、
少しづつ、置いてもぐっすり眠れるようになったり。
寝てもぐっすり眠れるようになります。
そして、それは今後のその子の成長にとって、
とても大切なことになりますし、
親御さんにとっても、
育児がラクになり、
より楽しめることに繋がります。
その内容は、
これまでの「赤ちゃんセミナー」でお伝えしてきました。
以前のブログ→→からだバランス【みどりい整骨院・モンキーポッド】
どうすればいいのかわからない。
うちの子を見て欲しい。という場合は、
お答えすることはできますので、
ご相談いただければと思います。
子供の健やかな成長と、
親御さんが、
子育てに少しでも余裕が生まれ、
少しでも楽しめるように。
なるといいですね。
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