女性や出産後のお悩みの「骨盤矯正」に大切なこと【構造編】①
女性のお悩みで多く、女性にとって大切な
「骨盤」
「骨盤が開いている」
「お尻を小さくしたい」
子宮のこと、むくみ、などなど
女性のご相談でとても多い一つが骨盤です。
ただ、
今「骨盤矯正」と謳っていても
様々な間違った商品や、
治療、エクササイズが蔓延しています。
実際にどれが正しいのか?
それは、科学的に体を知れば自ずと答えはで出てきます。
「本当の情報が知りたい」
そんな、美と健康を追求される方のために、
一つの参考になれば幸いです。
「骨盤が開く」
「骨盤矯正が必要な状態」というのは、どういう状態なのか?
それは、骨盤が緩い状態を言います。
緩いとは、
骨盤を作る3つの骨の繋がりが
しっかりしていない状態。
骨と骨とをつなぎ合わせる、
靭帯(スジ)と言われるところが、
わかりやすく言えば伸びている状態です。
ではなぜ、骨盤のスジが伸びて、
骨盤が緩くなってしうのか?
それは、
①構造編 ( 骨格・筋肉 )
②栄養編 ( 内臓・栄養・ホルモン )
③意識編 ( 丹田・女性性 )
の大きく分けて3つが関係しています。
第1回目は『構造編』
骨盤にとって大切な筋肉は色々ありますが、
その中で主に二つの筋肉。
一つは、大きい腰の筋肉と書いて
大腰筋。
(体の中でもっとも太い筋肉。
今流行りの体幹。と言われる筋肉。)
もう一つが、
お尻にある、大臀筋。
骨盤を締めるために
「腹筋をしましょう」とよく聞きますが
ケースバイケースですが、
本当はほとんどの方が、
腹筋よりもこの二つの
筋肉がしっかりすれば、
骨盤はほぼほぼ安定します。
では、どういう動きが骨盤を締めて、
どういう動きが骨盤を開かせるのか?
骨盤が開いている人にとっては、
まず、これはNG。
これ、骨盤にGood。
専門的になりますが、
骨盤は
お尻に筋肉が締まって、
骨盤が安定します。
腹筋のトレーニング方法にもよりますが、
昔ながらのオーソドックスな腹筋方法は
お尻の筋肉を伸ばしてしまうだけでなく、
骨盤のスジも伸ばしてしまい、
骨盤の開きを悪化させてしまします。
トレーニングするなら。
お尻の筋肉。
ただ、産後の場合は注意!
これもまたケースバイケースですが、
ほとんどの方が、
3ヶ月以内はまだされない方がいいです。
産後は骨盤のスジが伸びきっていますので、
それが戻るまでに、産後6ヶ月〜1年後くらい。
長い人では1年以上かかりますので、
からだの様子を見ながら
優しい方法から少しづつ始めましょう。
骨盤が緩んでいる時の注意点!
産後はもちろん、
産後でなくても、骨盤が緩んでいる状態は、
骨盤のスジが伸びています。
分かりやすく言えば、
捻挫をしている状態。
捻挫をしていれば骨盤を大きく動かすことは、
緩んだスジを悪化させます。
股関節を強く曲げる体操や
ストレッチを繰り返すこと。
からだを強くひねるような施術は、
善くしているようで、
実は骨盤が緩い時は状態を悪化させています。
気をつけましょう。
からだの生理学、構造を考えれば、
どれが正しいのか?間違っているのか?は、
はっきりしてきます。
大切な骨盤です。
間違った方法を取り入れず、
正しい方法で体を大切にしてください。
次回は、
骨盤を締める
健康グッズについてお話をします。
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